Rosso del Veronese / L'Arco (赤)750ml
気軽な食中酒を、と考えルーカが所有する畑の中でも樹齢の若いブドウを、ほとんどマセレーションをかけずにプレスをするので、明るいルビー色をしています。熟成には、セメントタンクと、一部大樽が用いられ、フレッシュな果実味を損なわないように気を使い、サンジョヴェーゼや、テロルデゴはほんの少量、遊び心程度に混醸されています。香りは濃縮感あるブルーベリーやレーズン、オーク、シナモン。 ふくよかな果実味にバランス良いなめらかな酸味、きめ細やかで溶け込んだタンニンと、綺麗にまとまっている。 適度な濃縮感が心地よい美味いワイン。品種:コルヴィーナ&ロンディネッラを主体とし、モリナーラ、カベルネ、サンジョヴェーゼ、テロルデゴなどヴィンテージによって変わります。
ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。ルーカ・フェドリーゴは、この巨匠に長年ブドウを販売していた栽培農家に生まれ、 14歳からクインタレッリのもとで働き、巨匠の身近で栽培醸造を学んだ。その後独立し、畑を購入しワイナリーを建て、1998年に初VTをリリース売する。アマロー ネにおいては90日前後の長期のアパッシメントし、熟成もスラヴォニアオークの大樽熟成。栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。ただし栽培と醸造を学ん だ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、 ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・ク インタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。