TURBULENCE / Philippe Delmee (白・微発泡)750ml
樹齢約25年。片岩質土壌、南向きの畑。収量;15~25hl/ha。畑では、秋に土寄せを行い、春に土おこしを行う。雑草は鎌で刈り、銅、硫黄、煎じハーブ、発酵させた植物などでケア。土着の天然酵母での発酵。圧搾;12時間かけ上からのプレスのみで圧搾。発酵前に瓶詰めされ、キャップされる。発酵の最後にCO2が生成され、瓶はその後ピュピトルに設置され手作業でデゴルジュマンされるペティヤンナチュレル。醸造始めのピエ・ドゥ・キューヴに微量のSO2を使用。それ以外の工程ではSO2は無添加。ノンフィルター、ノンコラージュ。「トゥルビュランス」とは、騒々しい、騒ぎ好きといった意味を持つ。ワイン作りを行う前は学者だったフィリップ自身の人生になぞらえてのネーミングだそう。ラベルのデザインもフィリップ自身が行ったもの。左側の小さな絵は騒々しく障害物の回りを渦巻く液体を表したとても科学的な絵。洋梨、パイナップル、グレープフルーツなど様々なニュアンスが感じられるジューシーで凝縮感のある果実味。シャンパンのように鋭くシャープな泡ではなく、とても柔和でナチュラルな泡は心地よくしゅわっと口の中で馴染むように消えて行く。使用品種:シュナン・ブラン
元数学者が人生をかけて醸すアンジュのグイグイ・ワイン! ブルターニュの先端ブレストの街で数学者として生計をたてていたフィリップは、ワインに絶大な興味を持っていた。 彼は1度きりの人生だ!と意を決し、大好きなワインのあるロワールのアンジュにやってきた。グリオット、オリヴィエ・ク ザン、クローなどで修行を積み、多くの人の助けもあって遅咲きの独立を果たした。4haの畑で、2006年よりワインを造 り始める。 最初から自然度が高く、スイスイ入っていくようなワインを造りだしている。元数学者らしく、物事を追及する姿勢は、そ のワイン造りに生かされており、自然派ワインの先人達がやってきた方法や成果を基礎におきつつも、一歩一歩前進 を続けている。