Ninfa / Velenosi Ercoel (赤) 750ml
ヴェレノージの新商品は「葡萄の女神」を表現した創造性溢れるワイン!
このワインに使う葡萄はオッフィーダとカステル ディ ラーマにある自家畑のものです。畑の標高は200~250m、土壌は粘土と石灰岩です。仕立ては棚仕立てのギヨーです。栽植密度は5,000本/haです。収穫は9月1日から10日の間にメルロとシラー、10月中旬にモンテプルチャーノを摘み取ります。発酵は小型のステンレスタンクで行います。品種ごとにマセラシオンの期間が異なり、メルロは15日間、シラーとカベルネは20~25日、モンテプルチャーノは30日間です。熟成は300Lのフレンチオークの新樽で18~24ヶ月行います。熟成が終わるころに品種別に仕込んだワインをブレンドし、ボトリング後、3ヶ月寝かせます。紫がかったルビーレッド。深く、いつまでも続くアロマがあります。果肉の厚い果実、ブラックベリーやチェリー、かすかにリコリスやグラファイト(黒鉛)、ブラックペッパーやたばこの要素があります。バルサムのニュアンスがワインに複雑さを与えています。エレガントで持続性のあるアロマです。温かみがあり、エレガントかつリッチでインパクトのある口当たりです。洗練されたソフトで丸みのあるタンニンが感じられます。長い余韻には心地よい果実味が漂います。葡萄品種:モンテプルチャーノ、カベルネ ソーヴィニヨン、メルロ、シラー
「1984年若い二人が、アスコリ ピチェーノでゼロからワイン造りをスタート」 当時アンジェラは20歳、夫のエルコレ は25歳でした。親は跡を継ぐことを望みましたが、自分たちがやりたい仕事で成功したいと考えました。僅か9haの畑で、ロッソ ピチェーノ イル ブレッチャローロ(I251)とファレーリオ(I250)の二種のみでスタートしました。当初は資金も無く、親の援助も得られず、ワイン造りの知識もなく、産地としても無名だったため、今日のような成功を収めるまでには大変な苦労がありました。昼は畑とセラーで働き、夜は懸命にワイン造りの勉強をしました。現在、家族経営のワイナリーとしてはマルケ州で2番目の規模となり、世界48ヶ国に輸出するまでとなりました 「アドリア海とアペニン山脈に挟まれた、葡萄栽培に理想的な環境」 畑は全てが斜面に位置します。日中は日当たりがよく葡萄を湿気から守り、冷たい海風が吹き抜け、雨が降っても葡萄を乾かします。日夜の寒暖差が激しく、ワインに豊かな香りと酸をもたらします。 「土着品種へのこだわり」 赤はサンジョヴェーゼとモンテプルチャーノをブレンドしていることが特徴です。白は、地葡萄のペコリーノやパッセリーナを使用します。それは、自分の故郷とその葡萄を愛しているからです。また、人々に分かりやすく、品種の個性が際立つことも理由です。 「スタンダードクラスはヴェレノージを知るきっかけ」 全てのワインについて同じ姿勢で向き合い、同じ労力をかけています。それは、エントリーレベルのワインは、幅広い人々の元に届き、ヴェレノージのワインを知るきっかけとなる名刺のようなものだと考えるからです。また自分が造りたいスタイルに合わせるのではなく、ワインが語りかける声に耳を傾け、ワインの個性に沿った造りを心がけています。