Soave Classico / Suavia (白)750ml
緑がかった黄色麦わら色。青リンゴ、洋ナシ、レモングラスのハーブなどの繊細でフレッシュな香り。柑橘系フルーツや品の良いミネラルを感じる爽やかな味わいに、旨味プラスアルファが加わり、酸と甘味のバランスが優れているおかげでグラスがすぐに空になります。
前菜や野菜、魚料理、白身肉、軽めのチーズとも好相性。品種:ガルガーネガ
スアヴィアのワイン造りは、ジョバンニとロゼッタ、そして彼らの若い4人の娘たちによって支えられています。1887年、ジョヴァンニの両親であるジョゼッペとセラフィーナがソアーヴェの丘とモンテ フォルテ ダルポーネの丘の対面、フィッタの丘に家を建て、ブドウ栽培農家としてこの地での生活をスタートしました。そして設立から約1世紀後の1982年、この土地の重要性に気付いた息子ジョヴァンニと妻のロゼッタが元詰めをはじめ、ワイナリー「スアヴィア」としての新たな歴史がはじまります。「スアヴィア」はソアーヴェの古代名。19世紀よりこの土地に根付き生きてきたテッサーリファミリーの土地への敬意の念が込められています。 ブドウ畑は、ソアーヴェ クラッシコの中心、フィッタ、カルボナーレ、カステッラロ、トレメナルトに合計12haを所有しています。世代を超えた財産である伝統と文化、そして自然を守っていくために、この土地の土着品種であるガルガーネガとトレッビアーノ ディ ソアーヴェのみを栽培しています。「ソアーヴェ クラッシコ」というテロワールに対する彼らのこだわり。非常に古く、選別された台木。(ほとんどのブドウの樹は樹齢50年以上)ワインにミネラル感と火打石のようなニュアンスを与える豊かで複雑な火山土。そして理想的な丘陵地のミクロクリマ(海抜320m、日中は日当たりがよく、夜は涼しいという畑の向き、傾斜は10%から最大40%にまで及ぶ)がスアヴィアのミネラル溢れる清澄でエレガントな味わいのワインを生み出します。 アメリカのワイン評価誌「ワインスペクテーター」で、「ソアヴェ クラッシコ2008」がイタリア“Top Values”白ワインの1位を獲得するなど、スアヴィアは現在ではソアヴェで代表的なワイナリーとして称えられる程になりました。血筋と土地、自然を貴ぶ想いは、父から息子、そして娘たちへ着実に受け継がれ、繋がれています。