Barbera d'Alba Tre Vigne / Vietti (赤) 750ml
カスティリオーネ・ファッレット村のスカッローネ畑、モンフォルテ村のブリッコ・ラヴェーラ畑、カスティリオーネ・ティネッラ村のモンクッコ畑よりのブドウを使用。ブドウはそれぞれ別々に醸造される。色調はルビーレッド色、熟した赤いチェリーやヴァニラのアロマ、すみれの香りが特徴でバルベーラダスティに比べやや丸みのあるストラクチャー。弾けるような酸味、ソフトなタンニンが樽熟成の香りと相まって心地よい複雑さを醸し出す。チェリーを伴う余韻も長い。様々な料理に非常に合わせやすい。
ブドウ栽培地として多くの恵みを受けたカスティリオーネ・ファッレットで、ヴィエッティは4世代に渡りワイン造りを続けてきました。 初代カルロ・ヴィエッティが1800年代後半に創業し、息子マリオの代からヴィエッティの名を冠したワインの販売を始め、それまで多岐にわたっていた農産物の生産をブドウ栽培とワイン醸造に集約、特化していきます。 1957年アルフレード・クッラードがマリオの娘ルチアーナと結婚、ヴィエッティ家の哲学を引き継ぎ更に高品質なワイン造りへとまい進しランゲで最も優れたワイナリーの一つにまで育て上げました。 アルフレードはこの地で単一畑のワイン醸造をした最初の人物であり、当時は過激で先鋭的とされたこの概念も、今ではバローロやバルバレスコを生産するワイナリーの多くに採用されています。それに加え、今日アルバ地区で最も名を知られた白ワインとなったアルネイスですが、当時消滅しかけていたアルネイス種を改めて見い出し、単一品種で醸造した人物がこのアルフレードなのです。彼は「アルネイスの父」とも呼ばれています。 Barolo Riserva Villero DOCG 2007がロバート・パーカー100pointsを獲得するなど、現在その安定的かつ突出した品質で世界中で高評価と注目を集めるワインメーカーの一つとなっています。