Guidalberto / Tenuta San Guido (赤) 750ml
イタリアの至宝“サッシカイア”のセカンドラベル。早くから飲めるサッシカイアといわれる、飲みごたえ十分の赤ワイン。ダークチェリー、赤い花、リコリス、タバコなどのアロマ。力強く、しっかりとストラクチュアのあるワインのため、数年間熟成させてから楽しむのもお勧めです。ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 、メルロ
イタリアワインファン達が注目、テヌータ・サン・グイドの新たな展開を担うのがこちらグイダルベルト。サッシカイアの格落ち葡萄を使ったセカンドではありません。サッシカイアの隣の畑から獲れる葡萄を使って造られます。「早く飲めるサッシカイア」というコンセプトに基づいているとあって、明るく開放的な雰囲気をまとっており今からでも十分にポテンシャルを発揮してくれます。「若くして飲める楽しいワイン」「早く飲めるサッシカイア」というコンセプトの通り、引き締まった良質な酸、ふくよかな旨味がたっぷり詰まった美味しいワインです。
サッシカイアが造られているボルゲリ地区はトスカーナ州の中心地シエナから、真っ直ぐ西へ、州を横断するように進んだ海沿いのエリア。南北に細長くひろがったマレンマと呼ばれる地域にあり、同じトスカーナにある銘醸地、キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノとは異なる地中海性の温暖な気候が特徴です。年間を通して温暖で常にさんさんと降り注ぐ陽光のおかげで日中は暖かく、夜は海風の影響で冷え込みます。この温度差が日々ブドウの凝縮感を高めながら、肉厚でジューシーな果実を育てるのです。また雨が少ないため、収穫前の雨によって果実が不作となる心配もあまりなく、キャンティやブルネッロのサンジョヴェーゼよりも、2週間ほど早く収穫ができるのもこのエリアならではの特徴です。 さらに土壌にも特徴があり、もともとは湿地帯だったマレンマの土地は砂質、石灰質、粘土質が入り組んでおり、海に近いことによりミネラル分も豊富。ゆるやかながら起伏があり、日当たり、水はけなどを考え合わせると、とてつもなく入り組んだミクロ・クリマとなります。実は、サッシカイアのブドウ畑は広い敷地の中に点在しています。それは様々な土壌の中で最適な場所を選んでブドウが植えられているから。このミクロ・クリマが、多様な国際品種の適正も受け止め、トスカーナの他のエリアとは違った自由なワイン造りを実現させています。