Ornellaia (赤) 750ml D.O.C. Bolgheri Superiore
1985年に誕生した、オルネッライアの旗艦ワイン。収量を抑え、細心の注意を払って生み出されるこのワインは、世界屈指のワインの一つとして数々の賞を受賞するとともに、著名なワイン評論家の間でも不動の評価を得ています。躍動感のある香りと凝縮感のある味わいが特長的なワインです。
2018年オルネッライアは、数年ぶりに寒い冬が戻り、躍動感と凝縮感が現れたワインになりました。赤い果実や柑橘系のアロマに、リコリスや地中海のハーブのニュアンスが加わり、立体的な香りが楽しめます。口に含むと、絶妙なバランスのとれた味わいや凝縮感のあるタンニン、滑らかできめの細やかな繊細な味わいが感じられます。シャープな酸味とフレッシュ感のある後味が長く続きます。
使用品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
1981年に、フィレンツェの名門アンティノリ家の次男マルケーゼ・ロドヴィーコ・アンティノーリ伯爵が、トスカーナの海岸マレンマ地方のボルゲリでワイン造りを始めて以来、常にイタリアワインのトップクラスに位置づけられる「オルネッライア」。 もともとは「カリフォルニアでワイン造りを」と考えていた伯爵ですが、カリフォルニアワイン界の重鎮であったアンドレア チェリチェフ氏と運命的に出会い、唯一無二の土地ボルゲリの可能性に気づかされます。つまりそれが「サンテミリオンとポムロールにも似た素晴らしい土壌とカリフォルニアを思わせる恵まれた気候」だったのです。 現在ではボルゲリの特性に関する研究が数多く行われ、ますますこの土地が持つ「唯一性」に対する評価は上がる一方となりました。 ボルゲリ研究第一人者のアッティリロ シェンツァ教授(ミラノ大学醸造学)は「ヨーロッパ、いや世界中探しても、ボルゲリのような特性を持つ土地はない」と断言しているぐらいです。